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プリン体の多い食品

2016.12.14

高尿酸血症や痛風の方は、一日に摂る食事のプリン体を400mgまでに抑えることが勧められています。

100gあたりに含まれるプリン体の量により、極めて多い、多い、中程度、少ない、極めて少ない、の5段階に分けて食品を表に示しています。

珍味と呼ばれうまみの詰まった美味しいものなどが、表の上部に多くあげられています。

食品中のプリン体

ポイント1:「食品中のプリン体」の表をご覧ください。

肉類や魚類の多くに含まれるプリン体は、種類によって中程度から多めになっています。
特に、“極めて多い”に分類される白子やあん肝、レバーなどの内臓で小さな細胞が集まって出来ているものは、細胞1つ1つに含まれるDNAやRNA由来のプリン体が多いのが特徴です。また、魚を乾燥させている干物は、水分が少なくなっているのに含まれるプリン体量は変わらないため凝縮されて、全体の重さで示すとプリン体量は多くなります。

ポイント2:美味しいものは控えめに。

表に書かれたプリン体を特に多く含む食品も一度にたくさん食べなければ、そんなに心配しなくても大丈夫です。一日400mgを超えないようにこころがけて、うまみの詰まった美味しいものを食べる時は量を少なめにしましょう。

ポイント3:健康食品のプリン体に注意。

表に書かれている“極めて多い”食品に、健康食品があげられています。
すべての健康食品がプリン体を多く含むわけではありませんが、DNA・RNAを主として含むもの、ビール酵母、クロレラ、スピルリナ、ローヤルゼリーには、多くのプリン体が含まれています。これらはもともと栄養補助が目的の健康食品ですので、尿酸値が高い人は目的を考えて注意をしてください。

まとめ:

・白子、あん肝、レバーはプリン体が多い。
・肉類、魚類全般でプリン体は多いが、魚の干物は乾燥したことで見かけ上プリン体が多くなっている。
・健康食品のDNA・RNA、ビール酵母、クロレラ、スピルリナ、ローヤルゼリーはプリン体が多く含まれているので注意する。

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