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お鍋がおいしい季節ですね。

2022.02.03

今年の冬は寒さが厳しいですね。寒い季節に自宅で楽しむ食事は、やはりお鍋です。
体も温まり、美味しいですよね。
そこで今回は、お取り寄せした食材「すっぽん」を使った「すっぽん鍋」と「豆腐チゲ鍋」を市販の鍋調味料で手軽に作れる鍋を紹介します!!

すっぽん鍋

すっぽん鍋の材料

すっぽん肉   80g
油揚げ     10g
白菜      50g
長ネギ     20g
エノキ     30g
人参      20g
寄せ鍋のスープ
(ポーションタイプ)  23g

作り方
1.鍋に「寄せ鍋のスープ」と水を入れて火にかけます。
2.具材を入れて煮込み、火が通ったら、出来あがりです。

すっぽん鍋の栄養成分(1人前)

エネルギー    246 kcal
たん白質     18.1 g
脂質       14.3 g
炭水化物     10.1 g
食物繊維     2.9 g
カリウム     434.7 mg
食塩相当量    4.1 g
プリン体     150.8 mg

すっぽんは肉類に分類され、プリン体量として、約100㎎/100gと牛肉と同等程度です。
すっぽんは、身体に必要な必須アミノ酸、ビタミンDやカルシウムが豊富です。
たんぱく質に次いで豚肉や牛肉と同様に脂質も多く含まれています。
豚肉や牛肉は脂質の多くは飽和脂肪酸が占めているのに対して、すっぽんは不飽和脂肪酸(EPA,DHA)が多く含まれているのが特徴です。

豆腐チゲ鍋

豆腐チゲ鍋の材料

豆腐      50g
豚もも肉    40g
油揚げ     10g
小松菜     50g
長ネギ     20g
エノキ     30g
人参      20g
チゲ鍋スープ
(ポーションタイプ)  23g

作り方
1.鍋に「チゲ鍋のスープ」と水を入れて火にかけます。
2.具材を入れて煮込み、火が通ったら、出来あがりです。

豆腐チゲ鍋の栄養成分(1人前)

エネルギー    230 kcal
たん白質     18.0 g
脂質       11.8 g
炭水化物     13.0 g
食物繊維     3.4 g
カリウム     429.7 mg
食塩相当量    3.5 g
プリン体     134.9 mg

豆腐チゲ鍋は豆腐や豚肉をメインに使用して、人参や小松菜で彩りもきれいな鍋となりました。
豆腐や油揚げも必須アミノ酸や必須脂肪酸であるリノール酸、α-リノレン酸やルシウムが豊富です。

鍋料理の「しめ」に注意!

鍋料理の「しめ」には、うどんやごはんをいれて鍋の残り汁ごと美味しく頂くのも楽しみの一つです。
しかし、食材に含まれるプリン体は水溶性の性質から、煮出した汁に流れでるため、煮出し汁をすべて飲み(食べ)干すことは、塩分摂取量の観点からも痛風や高尿酸血症の患者におすすめしません。

一方で、鍋料理は野菜やきのこ類をたくさん摂取できますので、日ごろ野菜摂取不足の患者さんは、お好みの野菜をたっぷりいれてみましょう。
緑黄色野菜(小松菜、春菊、ニラ、せりなど):淡色野菜(白菜、大根、キャベツ、もやしなど)=1:2で摂取するのがおすすめです。



ポイント:お鍋はお野菜やきのこ類もいっしょに! 「しめ」はほどほどに!!

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