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低プリン体メニューの紹介*夏のカレー対決! ドライカレーVSチキンカレー*

2021.08.11

夏のカレー対決!ドライカレーVSチキンカレー

ドライカレーとチキンカレー。
あなたはどっちを食べたいですか?

暑い夏には、なすとズッキーニの夏野菜をたっぷりのドライカレーがおすすめです。

さらに、暑い夏はキッチンで火を使って調理するのは、なるべくなら避けたいところですよね。

そこで、今回は電子レンジで「簡単ドライカレー」のレシピを紹介します。

カレーは長時間調理ですが、耐熱容器に入れて電子レンジでも簡単にできます!

電子レンジで「簡単ドライカレー」の作り方


1) 玉ねぎはみじん切りにして、ニンニク、ショウガと共に耐熱容器に平らに入れ、その上にひき肉をまんべんなく広げて、600wで3分間電子レンジにて加熱する。
2) 一度、電子レンジから取り出し玉ねぎとひき肉をよく混ぜ合わせ、もう一度3分間加熱する。(肉が固まっているのでスプーンでほぐしながら混ぜる。)
3) 加熱が終わると容器の下に油がたまるので、クッキングペーパーで余分な油を吸い取る。
4) カレールウ(粗く刻んだもの)と水(100ml)を玉ねぎと合いびき肉の上にのせ、さらに電子レンジで3分間加熱した後、よく混ぜ合わせる。
*トマトのみじん切りやトマトピューレを加えると酸味が効いたカレーになりますのでお好みで試してみてください。

盛り付けのトッピング
5) ナスとズッキーニは切り目を入れてくし切りにしてフライパンで軽く炒めます。
6) 平皿にごはんを盛り、ドライカレー、ナスとズッキーニをお好みで盛り付ければ出来上がりです。

材料(一人分)

ひき肉(合い挽き)    50g
玉ねぎ(付け合わせ含む) 50g (小1/2個)
ナス           50g (小1/2本)
ズッキーニ        40g (中1/3本)
ニンニク(チューブ)   2cm
ショウガ(チューブ)   少々
植物油          小さじ1
カレー粉(固形)     大さじ1
コンソメ         少々

1人前の栄養成分

エネルギー        565kcal
たん白質         16.0g
脂質           17.5g
炭水化物         82.6g
食物繊維         4.0g
プリン体         102.8mg
野菜類          140g
カリウム
(野菜分)        569.1mg
食塩相当量        2.1g

豚ひき肉のプリン体は他の肉類と比較すると少なめですが、脂肪分を多く含みます。
クッキングペーパーで加熱時に出てきた余分な油を拭い取ることで、カロリーをおさえてヘルシーに仕上げられます。
さらに気になる方は、合い挽き牛ひき肉をご使用ください。

ドライカレーは作り置きしておくとドリアやパスタ、パンにトッピング、茹でたじゃがいもに混ぜればコロッケなどにもアレンジできます。

夏のカレー対決!もうひとつのメニュー、チキンカレー

実は、ドライカレーよりもプリン体が多いメニューになります。

肉類の中でも、脂質が少なくヘルシーだと言われている鶏肉には、牛肉や豚肉よりプリン体がやや多く含まれているのです。


**プリン体の含有量**
鶏むね肉     141.2mg/100g
鶏もも肉     122.9mg/100g
鶏ささみ肉    153.9㎎/100g
豚肩ロース肉   95.1mg/100g
牛モモ肉     110.8mg/100g

カレーは、使用する肉の種類や量で1食分のプリン体摂取量が違ってきますので、
尿酸値が高めの方は、少しお肉の量と食べる回数を減らす、プリン体の少ないお肉を選ぶようにしましょう。

だけど美味しいチキンカレーも食べたい!!
そんな日は、他の食事に海藻類・野菜・大豆製品・卵などプリン体が少なめの食材を中心とした食事を選択することで、1日400mg以下を目指しましょう。

1人前の栄養成分

エネルギー        539.3kcal
たん白質         22.5g
脂質           13.3g
炭水化物         79.0g
食物繊維         3.0g
プリン体         136.6mg
野菜類          40g
カリウム
(野菜分)        500.1mg
食塩相当量        2.1g



ポイント:鶏肉は肉の中でもプリン体含有量が多い食品です。

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